2007年10月25日

クリスティーズの鑑定人も知らなかった!

42739-1.jpg


以前、非加熱サファイアについて少し触れましたが、今回も非加熱について。

普通のサファイアやルビーだけでなく、何とスターにも加熱と非加熱があるってご存じですか?!わたしは知りませんでした。加熱してしまうとシルクが消えてただのサファイアになってしまうのだとばかり…。

そんなスターサファイアやスタールビー、加熱できるのはスリランカ産のもののみ、ビルマ産は加熱の際に割れてしまうのだそうです。スターの源であるシルクは1000度を超えると消えてしまいます。スリランカは加熱技術が発達しており、なんと「3ヶ月〜4ヶ月」もの長い時間をかけ低温で加熱していきます!それにより加熱スターが生まれるのです!すごいですね〜。その熱意と技術に拍手を贈りたいですね。

そんな加熱と非加熱のスター、我らがオーナーは何と見分けが付くそうなのです!非加熱はシルクが全体につながっているように見え、加熱は非加熱ならシルクが入っているであろうと予測する部分よりもシルクが短く、それでもしっかりとスターが浮かぶのだそうです。コレばっかりはたくさんの見て覚えるしかなさそうですね。

そしてある時オーナーが、クリスティーズの鑑定人が見ていたスターサファイアを、それはスリランカの加熱スターだ、と本人に言ったところ、なぜそんなことが分かるんだ!?と言われ、この話をしたそうなのです。その鑑定人はアー!と納得の叫び声を上げたのでした。

クリスティーズの鑑定人も知らなかったことを知っていたオーナー。すごい人物です!勉強になります。でも実用するにはまずはたくさんのスターを見ることからですね(^0^;)。

2007年10月17日

夢のカラーダイヤ

ブルーやピンクなどの夢のような美しさのカラーダイヤに、
心を奪われっぱなしの今日この頃なんですが、

現在、採掘量が激減してるらしいです!!!

550x550-2007070900023%5B1%5D.jpg

みなさんもよくご存じのピンクダイヤが掘れる「アーガイル鉱山」も、あと2年が限界のようで。

そのアーガイル鉱山を持つRIO TINTOは、近年掘り出したピンクダイヤを出し惜しみしているようで。

価格がどんどんとどんどんと上がってる…。

ピンクダイヤの価格の高騰で、RIO TINTOの株価が大幅に上がり潤っているため、余計にピンクダイヤをあわてて売る必要がない。それを受けて、さらにピンクダイヤの価格が高騰する、という残念すぎる循環が起きてるのが現状みたいです。

これからも、アーガイル鉱山の他にピンクダイヤを産出する鉱山が見つからない限り、相場は上がり続けるんでしょうね…。

実は、アーガイル鉱山のそばに、ピンクダイヤが産出するのでは?といわれている場所があるんですが、掘るには800億円もの資金が必要。ですが、確実に採掘できるという保証はないって…。

800億というリスクを考えたら、現状の在庫を小出しにし、価格を上げて売っていくという企業戦略は当然だし、理解はできるんですけどね。

それでもチャレンジして欲しい!地球には、まだまだ秘境の地があるはず。日本でも、天然ダイヤモンドが産出されましたしね。驚きました。夢が広がります…。

余談ですが…わたしがピンクダイヤを掘るならば。
今は800億円もお金を持っていませんが、毎月少しずつ貯金すれば…なんとかなりませんかね。うちで飼ってる猫のご飯もカリカリだけにして、お酒もやめます。たばこもやめます。そうすれば毎月10万円くらいは貯金できるかも!!

って・・・何年後?

2007年10月09日

まだまだあります!オーナーの驚きエピソード第二弾!

カシミール産では無いが、カシミールの色をしたものすごく美しいサファイアのロットを見せてもらった時のこと。1ロットすべてで約100ct程度、すべてを買うには高すぎて手が出せないので、ハーフロット、半分にさせてもらうことになりました。

やり方は業者側がロット内の石をすべてバラバラにかき回して敷き詰め、買う側が線を引いて半分にします。ロットの石達は、シェイプやキャラットがすべてバラバラでした。手法が単純だからこそ、良いものを選びながらそれを完全に半分にするのはなかなか難しいです。

オーナーはある場所からある場所まで線を引いて分けていったところ、何と!そのキャラットが小数点下三桁まで、完璧に半分に分かれたのです!!業者側はジーザスだ!と叫び、親兄弟を呼び集めるて驚き、それからまた信用を得て仲良くなったそうです。宝石はアナログの世界、直感や感性の世界。だからこそ、フィーリングがあったときに信頼が生まれるんだそうです。もちろん非常に美しいサファイアを手に入れることができたのでした!

すごい話ですよね!初めて聞いたとき、わたしもビックリして信じられませんでした(笑)。わたしもそんなすごい能力があったら…、ケーキをぴったりと等分したりとか!って色気より食い気ですみません…>_<…。

2007年10月01日

こぼれ話・第一弾

バンコクジュエリーフェアといえば世界中から宝石が集まり、世界中からプロのジュエラー達が集うジュエリーフェア。バンコクに仕入れにいくとなると、このバンコクフェアを思い浮かべると思います。しかし!ウチのオーナーは違います!

バンコクフェアに石を持ち込む業者や、出店したいけどできないような小さな業者から直接買い取ります。だからこそ、他より安く仕入れができるのです!

幅広く仕入れをしているオーナーが体験したエピソード。
仕入れの際、宝石は基本的に1石や2石ではなく、ロットでしか取引できません。パッと全石を見渡し、どのロットを選ぶかというのが大事になってきます。あるサファイアのロットを見たとき、何か虹色に光る石があり、気になったオーナーがそれをどけた途端、業者が顔色を変えた、なんてことがあったそうです。それは何と合成サファイアだったのです!それ以来、その業者からは良い宝石を安く仕入れられるようになったとのこと。

某コーヒーのCMにもありますが、違いの分かる男っていうやつですね!わたしも少しでも目利きになれるように日々精進せねば。ただただ宝石を見てキレー☆と感動しているだけではダメですな!